タープはなぜ必要なのか
そもそも、なぜキャンプの時にタープが必要なんだと思った人もいるかもしれませんね。
普通に焚き火をすればいいじゃんとか、雨が降るような日にキャンプをしなければ良いのでは?と思ったかもしれません。
まずはタープが必要な理由を2つほど見ていきたいと思います。
■BBQの時の荷物を置く
キャンプといったらBBQやカレーですよね。
BBQの時に直射日光の下、食べ物や荷物を置き続けたらどうなるでしょうか?
肉などの食材が日光に照らされることで食材の温度が上がり、菌が繁殖して場合によっては食中毒になってしまうかもしれません。
せっかく楽しくキャンプをしていたのに食中毒になって、お腹が痛くなったりしたら台無しですよね。
せっかくのキャンプを楽しむためにタープは買っておきましょう。
■雨よけになる
タープがあれば突然の雨などにも対応して、焚き火を続けることができます。
料理を作っていた時に、突然夕立が来てしまうこともあり得るのでタープを設営しておくといざという時に対応できますね。
また、日陰を作ることができるので直射日光に当たり続けて、一度に日焼けをしすぎて痛くなるということも防げます。
直射日光に当たり続けると実は体力を消耗するので、タープがあると疲れることなくキャンプを楽しめることができます。
普通のタープでは焚き火は良くない?
ここまでタープがあると便利なことを伝えてきました。
キャンプをする時にタープが欲しくなってきましたよね?
実はタープを使う時に考える必要があることがあるので、伝えていきたいと思います。
それは普通のタープで焚き火をするのは良くないということです。
安くて防火を考えていないタープは、炭で火を起こした時に火花が上がって穴が開いてしまうことがあるんですよね。
どんな素材のタープなら焚き火をしても大丈夫なのか?
ではどういう素材のタープを買ったらいいの?と疑問を持った方もいるかもしれません。
せっかく買ったタープが火花で穴だらけになったら嫌ですよね?そうならない為にどういう素材の物を選んだらいいのかを説明していきますね。
■コットン
ポリエステル100%では火の粉が飛ぶことによって溶接し、溶けて穴が開いてしまうしまうことがあります。
コットンは燃えて溶接することがなく、穴が開かないので燃えにくく、火に強いという特性があります。
またコットンタープはナチュラルな風合いのため、おしゃれに見えて遮光性が高いので夏でも涼しく過ごせるという利点のほか、湿度を吸うので結露しにくいという特性があります。
デメリットとしては湿度を吸うので、カビに気をつける必要があることと、価格が高く重いという点ですね。
■ポリコットン
ポリコットン、またはTC(テクニカルコットン)と呼ばれる素材はポリエステルとコットンの混紡素材で、コットンとポリエステルのいいとこ取りをした素材です。
コットンが入っているため火で穴が開きにくいので、防火性があります。
ポリエステルは軽くて丈夫であることや、安くて乾きやすく、シワになりにくいという良さがあり、
コットンの良い部分であるおしゃれな風合いと、高い遮光性のため涼しく、吸湿性があって朝露によって結露しにくいという良さがあります。
ポリコットンはこの2つの素材の良さを兼ね揃えている優秀な素材と言えますね。
キャンプ初心者も安心!焚き火ができるおすすめタープ3選
焚き火をする際にコットンでできたタープか、ポリコットンでできたタープが良いということがわかったと思います。
では実際に焚き火をする際におすすめなタープを3つほど紹介していきますね。
■TATONKA TARP 2 TC タトンカ ヘキサタープ COTTON
■テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version
■D&R 4つのシーズンコットンベルテント
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