雨や結露で濡れたタープやテントをスマートに片付けましょう!
雨に濡れたテントや、秋&冬のキャンプでどうしても発生しやすくなるテントやタープの結露。
撤収時に拭き取って乾かしてとなかなか大変ですよね。
乾かす場所を段取るのも手間。
雨や結露を防ぐこと自体は不可能ですが、これらで濡れたタープやテントをできるだけ簡単に
後始末して撤収作業がスマートに済む方法を紹介します。
その前に、防水と撥水の違いをご存知ですか?
一般的に販売されているテントには防水加工と撥水加工が施されています。
これの違い、木にしたこと無いですよね?
◎防水とは・・・
防水加工=水を通さない、浸透させない事をさします。
これは、テントの裏側に施されています。
◎撥水とは・・・
撥水加工=水を弾く事をさします。
この加工はテントの表側に施されます。
■市販されてるのは?撥水加工を施すモノなの?
様々なモノ(スキーウェアや車の窓、テントやタープに塗るモノ等)に使えるスプレーやワックスなどがホームセンター等で販売されていますが、これらはすべて撥水加工するためのモノなんですね。
ですので、撥水加工に関していえば、テントやタープをお持ちの各家庭でメンテナンスを行うことで撥水加工を施せるということになります。
出来ればメンテナンスを減らしてコンディションを保ちたい!
買ったテントやタープの防水、撥水加工をできるだけメンテナンス無しで長持ちさせたいと思います。
メンテナンスは楽しくもあり苦行でもありますからね。
以下はできるだけメンテナンスをせずに長く防水・撥水加工を維持してキャンプを楽しむコツです。
①しっかり乾燥したグランドシートを敷く。
②テントやタープはピシッと張る。
③撤収時にテント・タプーは水気を拭き取り乾かす
④家に帰ったら陰干し
ここからさらに私は、テントやタープを収納するバッグにお菓子などについている乾燥剤等を数袋投げ込みます。
撤収を早くするために、テントとタープの収納を時短する!
あえて時短という表現をしましたが、適当に素早くやるわけでは有りません。
テントやタープを撤収するときにはいくつかの流れがありますよね。
■テント・タープの水をまずは弾いて落とす。
なんか最近、うちのテント水弾きが悪いなぁと思った方、市販のテント防水材等をしっかり使っておくと良いでしょう。
この撥水を促すアイテムも大きく分けて二種類あります。
防水材はフッ素系とシリコン系の2種類に別れます。
通常、ホームセンターなどで手に入れることができる防水スプレーや塗るタイプの防水剤は、判りやすく防水と銘打たれていますが、正しくは撥水剤の確率が高くなっています。
◎フッ素系の特徴
防水浸透素材に使えるタイプの撥水剤です。
防水浸透素材=ゴアテックスが代表、いわゆるレインウェアの類がそれにあたります。
詳しくはお持ちのレインウェアをしっかり確認してくださいね。
◎シリコン系の特徴
フッ素系の撥水剤と比較すると、効果持続時間が長くなります。
また、フッ素系と比べると価格も安価で有ることが多い。
■常に撥水加工を適切に保つことで水弾きが良くなる!
バサバサと振るだけでかなりの水気を飛ばすことが出来ます。
常に撥水加工を維持出来るように、撥水剤を買っておくとよいかと思います。
アウトドアハックおすすめの撥水剤はコレ!
■知りうる限りはコレが最強!ネバーウェットネオ!
◎これより強い撥水剤があれば教えてほしい。
個人的に過去使った撥水剤の中ではダントツの撥水力ですが、使うにはしっかり手順を守らなければならないのが少しネックかもしれません。
◎正しい使い方について
①塗布する対象の汚れを落としきれいにする。
②1日以上干す、とにかく乾燥させる。
③ネバーウェットを塗布して染み込ませる。
④1日以上干す。
⑤ドライヤーをかけて圧着する。
この手順を踏まなければネバーウェットの劇的な高価は体験できませんので注意しましょう。
ネバーウェット使用上の注意
●必ず屋外で使用し、車内や浴室などの狭く閉めきった場所や屋内では使用しないで下さい。
●人に向けたり、子供のそばで使用しないでください。
●引火性の液体が入っており、極めて引火しやすいので、火気のある場所や静電気の発生する場所では使用しないでください。
●使用中はマスクや手袋を着用して、吸い込んだり皮膚に触れないようにしてください。
●一度に大量に使用しないでください。
●乾燥中は換気のよい場所に置き、触ったり、子供やペットを近づけないで下さい。
●塗り面積・乾燥時間は、素材・塗り方・気象条件の違いによって多少異なります。
●塗布膜は油・洗剤・アルコール・有機溶剤・摩擦に弱いためご注意ください。撥水効果が薄れてきたら再度塗装をし直して下さい。
●使用後は、手洗いおよびうがいを充分に行ってください。
●子供の手の届かないところに置き、いたずらをしないように注意してください。
●直射日光を避け、湿気のない涼しい場所で保管してください。
●ゴム製品に使用すると変形することがございます。ご使用を控えて下さい。
●本品はスプレーした物の繊維をシリコンの皮膜でコーティングして撥水します。
●成分の特性上、直射日光に当たると黄色く変色したり、風合いが変わることがございます。
●必ず目立たない部分で、変色・色落ち等がないことを確認してからご使用ください。
万一本品の加工により変色等があった場合にも、対象物の補償は致しかねますので充分ご注意の上ご使用ください。
●高価なものや、大切な物は必ず目立たない場所で確認してからご使用ください。
●塗装する対象物は汚れやゴミ等を除去し、キレイで乾燥した状態にしてください。また、周囲にスプレーがかからないよう マスキングをしてください。
少しめんどくさいですが、これを守ると驚きの撥水力です。
テントやタープにこれを塗った後、撤収時にブンブンッとふるともう殆ど水気は取れてます。
あとはタオルでなぞるだけでした。
確かにすこし面倒なメンテになりますが・・・長持ちする上にトンデモ無い撥水力で笑ってしまうと思いますよ。
仕上げの乾拭きもこれでしましょう!
ちょっと拭いては絞って、拭いては絞ってから卒業しましょう。
吸水性の高いモノでふけば早くおわります。
◎とにかく吸水性がすごい!怖いくらい拭き取る
カンブリア宮殿でも取り上げられた、恐ろしい使い心地の良いタオル、エアーかおる。
そもそもアウトドアやキャンプでは水気を拭き取りたいシーンが多いのですが・・・
このタオルはまず生身で試してほしい。
試すと、キャンプに持っていくのためらう程のオーバースペック感を感じます。
よって我が家では、使い古してもうこれは・・・となったエアーかおるがキャンプ場で活躍
してます。
髪を乾かす時間が半分になりました
ドライヤーをあてる時間が少ないほど、髪が傷みにくいと思います!
もうこれしか使えないかも…
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◎キャンプ歴
キャンプ歴は20年以上、独身時代はソロキャンかグルキャンを中心に。
結婚を機会にキャンプ休止。
2018年7月より娘が4歳になったことを機会にファミリキャンパーとしてキャンプに復帰。
◎好きなキャンプギア
ナイフと焚き火台
フィールドで本来の目的を果たす道具こそが良い道具が信念。
作り手のこだわりや魂を感じるギアには一目惚れします。