まずはコンパクト・軽量であること
基準としては、2Lのペットボトルの大きさが目安です。
高さ30cm×直系15cm程度が望ましいでしょう。
重量は500g~600gのものが良いです。
■シュラフが大きいと起こるデメリット
コンパクトでなければ、キャンプはともかく、山登りで致命的な欠点になってしまいます。
実際、筆者は登山の際にザックに結び付けたシュラフが大きすぎて何度も枝に引っ掛かりましたし、
重量が1.8㎏もあったので重量が傾き、肩を痛めてしまいました。
コンパクトであることはキャンプと山登りの両立では必要不可欠なのです。
シュラフの中綿に使われる素材
シュラフの中綿に使われる素材は、化学繊維とダウンの二種類があります。
コンパクトなシュラフを選ぶ際はダウンが中綿に使われているものが好ましいのです。
■化学繊維とダウンの違い
ダウンは、収納性と保温性に長けているので、かさばらず山などの氷点下の環境下でも
眠ることができます。
注意点としては、水に弱く中綿が濡れると保温性が損なわれてしまう事です。
化学繊維も温かいのですが、やはり収納性と重量、収納性はダウンに負けます。
しかし、手入れは非常に簡単ですので、キャンプに使用する分には大変良いものですよ!
秋~冬適用のシュラフ
■モンベルのアルパインダウンハガー
ダウンの弱点である水分を防ぐ超撥水加工が大きなポイントです。
また、生地には伸縮性があるので寝るときの体勢も変えやすいです。
そして、冬用のダウンシュラフの相場が¥20,000~¥30,000の中で
かなりリーズナブルな値段になっています。
ダウンシュラフを初めて買う際はこの商品がオススメです。
夏~春適用のシュラフ
■NatureHike(ネイチャーハイク)高級ダウンシュラフ
保温性、防水性、吸湿性、通気性に優れた封筒型の寝袋です。
強力な撥水加工により、ダウンも水分から守ることができ、更に乾きやすい構造なので、
ダウンシュラフの中でも手入れはかなりしやすいです。
2Lペットボトルよりも収納サイズが小さく重量もかなり軽く、
専用の圧縮袋があるので持ち運びの良さは抜群です。
また、連結することができ、2人用のシュラフとしても使用できます。
まとめ
シュラフは、野営の中で一番こだわるべきギアだと思います。
今までキャンプや山登りをした中で筆者はそれを実感しました。
何故なら、シュラフが薄くて寒さで眠れなかったことがあり、
一睡もできず体中が寒さで痺れに見舞われたこともあるからなのです。
正直、大げさかもしれませんが体の動きが鈍って命の危機を感じました。
それだけに、今回この記事に取り上げたシュラフは、少々値の張る高級なものを
紹介させていただきました。
場合によっては命綱、そうでなくても楽しく野営を行うには
快適な寝床は絶対に必要なのです。
大切に使えば、上級品は長持ちし、かえって経済的でもあります。
また、機能も多いので応用も利き、幅広い場面で活躍してくれるのも事実です。
自分にどう影響するのか、ということも考えてギアを選ぶことも
アウトドアの醍醐味ではないでしょうか。
アウトドアハックおすすめの記事
「シュラフってたくさん種類があってどれを選んだらいいか分からない…」と 悩んでいる方。どのシュラフを選べばいいのか最初の内は分からないですよね。でも、用途やブランド、予算で絞っていくことであなたの求めているシュラフを見つけることができます!