馴染みがなさすぎて判らない、斧の選び方!
普通に生活してるとまず斧なんて使いません、使うといえばゲームの中くらいでしょう。
ところがキャンプを初めて焚き火だ!焚き火料理だ!となってくると薪割りをしなければなりません。
薪を割ると言っても道具も色々で斧だ、鉈だ、ナイフだ、といっぱいでてきます。
今回はそんな中でも『斧』についてお話をしたいと思います。
斧で薪割り、実は腕力じゃなく斧の重さで割ってます。
あくまでも薪割りのコツの話ですけどね、薪割となると結構な量を割りますんで腕力ですべてを割るとなると相当な力仕事です。
なので、斧の重量で上手く叩き割る。という要領で斧での薪割りは行います。
斧の重さはどれくらいが良いのか?
あまり重すぎると女性が斧を振るえなくなります、まぁ男がやれやって話なんですが。
女性のソロキャンパーも増えていますので・・・。
そして重いとで大きくなるんですね、そして大きすぎると薪割りはできるんですがバトニングは出来なくなるというジレンマもあります。
◎柄の長さ
女性でも扱いやすい柄のサイズとしては、斧の中でも小振りな250mm~
男女でも薪割りで使うというのであれば、350mm~500mm程度の斧が扱いやすいと思います。
◎斧の重さ
軽いとかななり手こずります、重い方がよいのですがバランスで考えましょう。
少なくとも500g以上無いと厳しいと思います。
重いと取り回しが難しく、上手く斧を割るまでにコツを覚える必要があります。
アウトドアハックおすすめの斧を紹介します!
■林業関係者も使ってるハクスバーナはキャンプの薪割りで大活躍する。
重さ、長さ共に申し分ないハクスバーナの手斧。
太めの薪もしっかり割れます。
林業関係者も使うメーカーだけに性能は充分といえます。
キャンプで使う薪割りのための斧としては最適解の1つだと思います。
また、ハクスバーナー斧は利用者のレビューも非常に参考になる点が多いです。
■ガーバー パックハチェット キャンピングアックス
様々な刃物を製造するガーバー社のハチェット(手斧)です。
柄の長さは前述のハクスバーナーに比べて小振りですが重さは変わりません。
女性にも扱いやすいモデルでオススメです。
斧選びの初手はこの2本から始めてもよいかもしれません。
薪割りは作りたい薪のサイズや、元の薪の状態などによっても色々変わってきます。
もちろん鉈でやる方もおられますし、クサビとハンマーだけで行う方もいます。
つまるところ自由なのですが、斧でやってみたいな?という方には斧のチョイスを考える際に
まずはこの2本で比べてみてさらに掘り下げて行くのはどうかな?とおもいます。
斧を使う際の注意点
とにかく使い終えたら直ぐにしまうこと、子供等の手の届く所には保管しないようにしましょう。
また、使う際に手元・足元に注意を払うようにしましょう。
そして力任せに振るわない事、余計な力をこめればこめるほど斧は狙った場所を外します。
まずは薪に食い込ませて、そのあとトントンと割進めてパキンと分離させる位のイメージで考えておきましょう。
間違えても、私の力で薪を叩き切ってやろう等と思わないように。
安全に使って楽しいキャンプにしてください!
今は薪割りを簡単にるするキンドリングクラッカーもありますよ!
今日から私も薪割り楽ちん!キンドリングクラッカーがすごい! | [OutdoorHack.jp]
https://odh.jp/articles/35OutdoorHack.jp編集部より 何かと面倒な薪割りを誰でも簡単に出来てしまうキンドリングクラッカー! 本記事はキンドリングクラッカーのみを紹介する特集記事です。
◎キャンプ歴
キャンプ歴は20年以上、独身時代はソロキャンかグルキャンを中心に。
結婚を機会にキャンプ休止。
2018年7月より娘が4歳になったことを機会にファミリキャンパーとしてキャンプに復帰。
◎好きなキャンプギア
ナイフと焚き火台
フィールドで本来の目的を果たす道具こそが良い道具が信念。
作り手のこだわりや魂を感じるギアには一目惚れします。