よし、そろそろ良いペグハンマーとペグを用意しよう。

テントやタープを購入するとついてくるペグ、たいてい弱いですよね。
ペにょペにょのプラスチックや、直ぐにひん曲がる針金の様なペグ、とにかく心もとない感じ。

ましてや硬い地面や粒度の荒い地面では刃が立ちません。
折れる・曲がる・刺さらないのオンパレードです。

さぁお困りの皆さん、安心して下さい。

良いペグとペグハンマー、ありますよ。

ペグにも様々な種類がありますが、基礎知識は過去記事にありますので後ほどご案内するとして。
ここではいくつかの種類に分けてオススメのペグを紹介していきたいと思います。

◎鋳造ペグはとにかく強い！
素材の丸い鋼材を約１１００℃になるまで真っ赤に熱し、約１トンという強力な力で一気に断面を楕円形に潰した鍛造ペグ。熱した鋼材に強力な圧力を加えることによって、優れた強度を持つペグが完成します。
通常の丸棒のペグは地中でペグがクルクルと回り使い勝手が悪いですが、楕円のペグは、砂利や石が混じった固い地面でも入り込みが良く、地中でクルクルと回る事なく、ガッチリと固定します。
またロープの引っ張り方向は材料が厚めに設計されておりますので、強靭に耐えるようにされております。

ロープが触れる箇所は、バリでロープが切れる事がないようにトリミングしており、細心の注意を計っています。

芝生や砂利などに置いたペグが目立たなくて苦労する！　そんな声から、あえて色を付けました。　防錆性能に優れたカチオン電着に赤色の粉体塗装を施してあります。

どんなシーンでも扱いやすいサイズの全長280mmです。

赤いペグは、抜き忘れのための目印として抜群！え？ペグ抜き忘れる人なんているんですか？

ふふふ、結構いるんですよ。ほんとに。

【ソリッドステーク 20】
● スティークのボディーは、どんなに固い地面でも深く、強く、しかも曲がらずに打ち込むことができる鍛造スチール55C網製。最高レベルの強度と耐久性を誇る。
● 6本セット

そう、わかります、ペグ打つためのハンマーなんて買わなくても金槌あるんですけど。というご意見。
ごもっとも。そりゃそう思いますよね。

そもそもペグハンマーを使うのには理由がきちんとあります。

理由1　ペグを打ち込むのが劇的に楽！
ペグハンマーを見てもらうと分かりますが、きちんと作られたペグハンマーはペグを打つ際の打面が
かなり広く作られています、金槌とは違いこの広さが打ち込みが楽になる秘密のポイント。
打面が狭いと、的を外したりする事も多く、またペグに適切な力を掛けることができず結果時間と労力をロスする結になります。

打ち込んだペグを抜くのはペグハンマが最適
硬い地面にグイグイ刺さっていくペグを抜くのは、金槌の釘抜きでは全くフィットしません。
個人的には打ち込みより抜く作業の方が面倒なんですよ。
とにかく抜けない時は苦戦しますが、ペグハンマーがあればペグを抜きやすい構造を持っているのでオススメです。

以上の2点からキャンプには金槌では無くペグハンマーを持っていった方が良いでしょう。

◎肝心のペグ打ち、最適な方法ってあるの？
ペグを打つ前にガイライン（ロープ）は、対面と直線にピンと張りましょう、その後ペグで地面に固定します。
この際に打ち込む角度を60度～90度が基本です。

◎ペグを完全に地面に打ち込まない！
ペグの頭を３～5センチくらいは地上に残しましょう！ペグによってはラインが引かれていたりしますのでそのラインを参考にするとよいでしょう。

◎ヤバい！ペグ忘れてきた！
キャンプでよくある事です、家に忘れて来ちゃうんですよね、持ってくる道具が多いんでついつい忘れ物も発生します。
そんな中ペグを忘れても安心して下さい。

■ペグ忘れ対策は以下の様な形でもカバーできます。
・大きめの石にガイロープを結びつける。
・近くの木にロープを結ぶ。
・車のタイヤ等にロープを結ぶ。

◎　ペグの抜き方
ペグを抜くときに可能な限り手袋をしましょう。
ペグの角度に合わせて引き抜きしょう。
固い場合はペグハンマーの釘抜きを使いましょう。

キャンプにおいて設営と撤収が早くできるというのは、ゆっくりキャンプを楽しむ上で重要なポイントです。
ペグとペグハンマーで簡単かつ時短でゆっくりキャンプタイムを満喫しましょう！