【初心者向け】シュラフの選び方を２分で勉強！｜おすすめも３つ紹介

シュラフには、マミー型、封筒型の2種類があります。

それぞれ、形状が異なることはもちろん、キャンプ地・季節により、どちらを選ぶかが大きく変わってきます。

それでは、2種類のシュラフは、どのようなキャンプスタイルに合っているのでしょうか？

下記で見ていきましょう！

マミー型は、ミノムシのような形が特徴的なシュラフです。

折りたたむことで、かなりコンパクトになるため、収納スペースが少なくてすみます。

密着感が強く、保温性にもかなり優れていますが、夏場だと暑くて寝苦しくなってしまこともあるので選ぶ際は注意しましょう。

ジッパーを全開にすることで、布団、掛け布団にして、家族で寝ることもできますよ。

封筒型は、布団のような形状で、ゆったりと眠りたい方に向いています。

しかし、マミー型と比べ、密着感が少ないため、冬や寒冷地にはあまり向きません。

製品によっては、連結のできるものもあり、大勢で利用したいというキャンパーはチェックしておきましょう。

また、ファスナーを全開にしておけば、日中でもひざ掛けとして利用することもできます。

中綿には、【化繊】【ポリエステル】の2種類が最も多いです。

それぞれ、保温性や収納性など、良いところ悪いところが異なるので、キャンプに合ったものを選びましょう。

化繊の良いところは、下記の通り。

・雨水などの水耐性高い
・洗濯が容易にできる
・ダウンと比べると安い

しかし、ダウンより幅をとるため、荷物を最小限にておきたいソロキャンパーにはあまり向きません。

ダウンの良いところは、下記の通り。

・化繊に比べ、重さが半分ほど
・ふわふわなので寝心地が良い
・場所をあまりとらないので、収納性に優れている

ふわふわなのは良いですが、水耐性が低く、保管を雑にしてしまうとカビてしまう可能性があります。

最近では、洗濯可能なモデルも増えてきましたが、以前として保管はしっかりしておかなければいけません。

上記では、シュラフの形状や、中綿について説明してきました。

それらの特徴を知った上で、下記で解説する3つのポイントを知っておけば、シュラフ選びで間違うことはありません！

収納性を選ぶのであれば、ダウンのマミー型がおすすめ。

ソロキャンパーの場合、特に収納性が重要視されると思います。かさばりやすい化繊を選ぶ場合、収納時の大きさは必ずチェックするようにしましょう！

シュラフの価格帯は、1,000円～数万円のものまで、本当にピンからキリと値段は様々。

キャンプ地で使う寝具なので、値段だけで選んでしまうと、最悪の場合、命の危機すらも考えられます。

「安いから」ではなく、自身のキャンプスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

ちなみに、ダウンよりも化繊の方が安価な傾向があります。

シュラフ選びで、最も重要にすべきポイントです。

ここを間違ってしまうと、「寒くて凍えるかと思った…」「暑すぎて寝られなかった…」ということになりねません。

基準として、

夏用……5℃～10℃
冬用……-5℃～5℃
3シーズン(春夏秋)用……-5℃～5℃

どのシュラフにも、示されているので、必ずチェックしておきましょう！

封筒型なので、ゆったりとした幅があり、肌触りも良いので、快適な睡眠が可能です。

3シーズンなので、冬の使用には向きません。

使用可能温度が5℃～となっており、最低温度が10℃です。

お手洗いがしやすく、衛生的。更に900gという軽さもあるため、防災用としてもおすすめ！

登山など、ソロキャンパーに向いています。

10℃～ー10℃まで使用可能で、快適温度は5℃の冬用シュラフ。

コットンを使用しており、フカフカなのに丸洗い可能。

お値段もディーズナブルなのでおすすめです。

あまり難しく考える事は無く、キャンプに行くシーズンに併せたシュラフをチョイスすればOKです。
冬用シュラフの中に湯たんぽやカイロを入れておけばかなり暖かくすることも可能です。

他にもコットやキャンプマットを併せて使えば環境も大きく変化しますので試行錯誤もキャンプの楽しみです。

暑い・寒いはダイレクトに感じる部分ですので季節に応じたシュラフを用意すると良いでしょう。