今だからこそ語りたい、キャプテンスタッグクレセントドーム。

今でこそ、キャンプで使うテントは様々なメーカーから多種多様に発売され選びたい放題です。
機能性・快適性はもちろんの事、様々な技術の発達により素晴らしいテントの数々を手に取ることが可能です。

趣味の世界にはやることが変われど必ず『エントリーモデル』と呼ばれる、その道を有るき始めるなら最初に手に取るべき１つがあります。

もちろん、それを選ぶこと無く始めるのも全く問題ないと思います。
テンションの上がる道具で趣味にハマりたいですよね！

ですので決して、初めてのキャンプにはこれにしろっ！なんて説教臭いキャンパーによる話ではないのでご安心下さい。

キャプテンスタッグから発売されている『ドームタイプ』のテントです。

テントのカラーや、ずんぐりした感じのフォルム、昨今発売されている様な前室付きのテントや２ルームテント等と比べると、やはり見た目にはそれほど惹かれる物はありません。

ですが、キャプテンスタッグのクレセントドームテントはそんなことはどうでも良い程にキャンプでの経験値アップに最高の相棒です。

このキャプテンスタッグ（愛称：鹿番長）のクレセントドームテント。
エントリーモデルとされるモデルの中では、本当に素晴らしいテントだといえます。
順を追って説明します。

まずグランドシートを敷き、クレセントドームを展開、立ち上げはグラスファイバー製ポール２本を使って立ち上げて、最後にペグダウン。
極めてシンプルですが、その後のキャンプライフにおいてテント設営ではやるべき必要の有ること全てを行えます。

床材はブルーシートと同じEP素材で作られており水を全く通さない。
おまけに素材自体が頑強であるためテント設営する路面のコンディションも意に介しません。
見た目の安っぽさと実際の使用感は全く別です。

これは、今後のキャンプギア選びの中でも活きてくるのですが、当たり外れも意外と多いキャンプギアにあって、ギアが本来の力をきちんと発揮するかどうかは経験と勘が物をいいますが、クレセントドームを使うと分かりますが見た目と性能は比例しません。

むしろ見た目に関係なくスペックが必要十分だと言う事がわかると思います。

キャプテンスタッグのクレセントドームテントを何故ここまで押すのかここからは、仕様・スペックについて深堀りしたいと思います。

●雨の多い日本の気候を考え、フライはテント全体をすっぽり被うフルフライ仕様。
●ドーム型の構造に適応した、弾性にすぐれているグラスファイバー製のポールを採用。
●もっとも基本的なX型のポール構造はポールを2本しか使用しなくて済む為、重量は軽く、コンパクト。
●持ち運び・収納に便利なバッグ付き

◎価格が安い、キャンプを始める人には最適
まず、驚くのが価格でしょう、定価は12,960円だったこのテントも今は殆ど通年通じて半額以下で販売されています。
キャンプで必要な道具は多岐に渡るためお金がとにかく必要ですが、テントでここまで低予算が可能になれば他のギアへの予算に回すことが可能です。

軽く小さく収納できる
キャンプにおいて大事なのが、重量が軽いこと、そして収納時のサイズが小さい事が挙げられるでしょう。
車で行くキャンプにせよ、徒歩やバイクで行くキャンプにせよ積める量とスペースには限界があります。
このキャンプの基本をこのテントで理解出来ることでしょう。

価格とスペックのバランス、重さと大きさ、テント設営の基礎。
すべてこのテントが教えてくれますよ。

クレセントドームに関する事をネットで調べると、『激安』や『極貧キャンプ』などのキーワードが頻繁に出てきます。

果たしてそうでしょうか？私はそうは思いません。

最初から書いていますが、エントリーモデルとしてここまで信頼できるテントは無いでしょう。
もとが頑強に作られているためメンテをすれば長期間に渡り愛用できます。

私がキャンプデビューしたのは20年と少し前、最初に買ったテントはクレセントドームでした。
もちろん今は色々なテントを試してキャンプを楽しんでいますが、時折、2代目のクレセントドームを引っ張り出してキャンプに行きます。

手入れして適切なメンテをすれば長く使えるテントなのです。
安物と言い切るのは簡単です、ですが高ければ良いという訳でもありません。

アウトドアハックでは、これからも作成する記事は『価格が安い』＝安物という目線でだけは書かないでいようねという話をしました。

それでは皆様、よきキャンプライフを！