キャンプで使う暖房器具、一体何をどう選ぶ?
皆さん、秋・冬のキャンプに向けて準備は順調でしょうか?
いずれのキャンプ場を使うにせよ、夜に冷え込みが厳しく一緒にいかれるお子さんや奥様、パートナーやお友達が寒さにやられないか心配ですよね。
今回は、今年の秋・冬キャンプを心ゆくまで満喫していただくために、暖房器具、今回はストーブについてを一体どういった物を選べばいいか、ご紹介していきたいと思います。
キャンプで使うストーブ、大きく分けて3種類!
■薪ストーブ
秋・冬のキャンプにおける暖房のキングといえる存在でしょう。
非常に暖かく、薪をくべて温めるためキャンプっぽさもナンバー1
直火をガンガン炊くタイプの薪ストーブは暖かさでも最強クラスです。
■灯油ストーブ
薪ストーブとはまた一味違う、レトロ感覚を味わう事の出来る灯油ストーブ。
直火の薪ストーブと違い、暖かさの感じ方も異なってきます。
熱した空気をストーブ周辺に流す対流式と、輻射熱を利用した輻射式で暖かさが異なるのも特徴。
■ガスストーブ
薪ストーブ・灯油ストーブに比べるとパワー不足は否めません。
そもそものパワーが薪の火力・灯油の火力に勝てないため、足元だけを温める等のスポットかつサブ的な役回りで使う事を考えましょう。
おっと、ストーブを使うなら必ずコレを用意しましょう。
テント内で火気を利用している場面等が記事内にある場合があります。
ですが、原則として禁止しているメーカーもあります。
幕内で利用して何かしらの事故・損害が合っても当方では責任を負いかねます。
キャンプやアウトドアにおける、事故と弁当は自分持ちの気持ちを忘れず、自己責任となります。
また、これらの火器を使用する際はテント内外の換気を必要充分以上に行い、一酸化炭素報知器は必ず使用する事。
薪・灯油・ガスストーブ!取り扱いやメンテの大変さは?
■薪ストーブは、設置・取り扱い共に難易度高し!
薪ストーブはある程度のサイズ感からしかありません、また、大きな型のストーブほど設置が難しく、煙突の配置や対応するテントが必要になります。
薪ストーブは運用面でも、換気が必要で、都度温度が下がります。
また設置場所が悪いと温まる迄に時間がかかる事もあります。
当然、本体も高い熱を持つので小さなお子様がいる場合、火傷などしないように最新の注意が必要になります。
■灯油式ストーブは燃料補充とメンテが必要!
これはご家庭で使うストーブと同じ原理ですが、当然燃料の補充が必要になります。
安全装置等がついている機種も多く、こちらはストーブ周りにガードを万全ではありませんがお子様の火傷等は防ぎやすくなります。
予備の灯油をどう確保するか、という所が最大のポイントになります。
■正直一番手間暇いらずがガスストーブ!
熱量は薪や灯油式に遠く及ばないガス式のストーブですが、メンテ、ガスの交換等を考えるともっとも楽ちんです。
サイズも小さな物が多く、携行性が高いので様々な場所に持ち運ぶ事も可能です。
しかしやはりパワー不足は否めません。
ストーブにかかる費用、燃料代、コスパは?
■薪ストーブの命は煙突で決まる!
暖房面積は10~15坪なのでテントを温めるには充分です。
必ず煙突を使って下さい。
薪ストーブは煙突があって初めて効果を発揮します。
このへんの知識が必要なのも薪ストーブは少し知識・経験が求められますね。
■キャンプで使う石油ストーブの本命は!
薪ストーブの運用を始める前に暖房器具を使ったキャンプを経験するためには燃料式を試すと
良いかもしれません。
灯油式ストーブの場合は薪ストーブと違い自宅でも利用できるのでおすすめです。
■1晩持たないが、安心と安定のイワタニが信頼度抜群!
イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-CGS-PTB
¥ 10,800
【特長】
◆ 燃料はカセットガス(※カセットガスは別売です)
◆ 電池も電源コードも使わない! 家中どこでも、暖かさを持ち運ぶ。
◆ 燃料交換カンタン。手も汚れない
◆ 点火後の立ち上がりが早く、約1分で『暖』がとれる
◆ エコモード運転で、ガス消費量約15%省エネ ガスの消費量を節約できるエコモード運転切替機能付き。連続燃焼時間もその分長く使えます。
◆ 4つの安全装置を搭載・不完全燃焼防止装置・立消え安全装置・転倒時消火装置・圧力感知安全装置
【仕様】
カラー: ブラック&シャンパンゴールド
発熱量: 約1.0kW (900kcal/h相当)
連続燃焼時間(約): 3時間20分
本体寸法: 幅311×奥行208×高さ299mm
本体質量: 約2.6kg(カセットガス含まず)
まずは、ガス、灯油、最後に薪とレベルアップを楽しむのもアリ?
秋・冬のキャンプではこういったパワーソースが必要な暖房器具の他にも
ホッカイロや、燃料式カイロ、電気アンカに湯たんぽ等もあります。
上手く自分たちのキャンプスタイルに順応させた器具を選んで寒い夜も安心のキャンプを楽しめると良いですね!
◎キャンプ歴
キャンプ歴は20年以上、独身時代はソロキャンかグルキャンを中心に。
結婚を機会にキャンプ休止。
2018年7月より娘が4歳になったことを機会にファミリキャンパーとしてキャンプに復帰。
◎好きなキャンプギア
ナイフと焚き火台
フィールドで本来の目的を果たす道具こそが良い道具が信念。
作り手のこだわりや魂を感じるギアには一目惚れします。